「Parallel City — 6 Artists, 1 Studio, Infinite Worlds —」

FOAM CONTEMPORARY
明日から

アーティスト

鈴木拓良、藤本まり子、金和司、川植隆一郎、末弘裕一、雨宮ホザナ栄輝
本展に参加する6名のアーティストは、ニューヨークを拠点に国際的に活躍する現代美術家・松山智一氏が主宰する「MATSUYAMA STUDIO」に所属しています。彼らはニューヨークで松山の作品制作に深く携わりながら、その一方でそれぞれが独自の視点と表現を探究し、アーティストとしての活動も続けてきました。

鈴木拓良は、花や果物を通して「人生や時間には限りがある」という感覚を描いた17〜18世紀の静物画の視点を手がかりに、古典絵画の構図や質感を用いながら、現代のモチーフで「限りある時間」を描き出そうとしています。過去と現在を同じ画面に置き、失われつつある死生観を今に問い直します。
藤本まり子は、日常の風景や想像の世界、美しい自然や人間の感情の深層や哲学・宇宙の理などを混ぜ、人物画として描いています。自身の作品が、懐かしさや人生の本質的な側面への想いを馳せるきっかけとなることを目指しています。
金和司は、ニューヨークのクラブシーンから深く影響を受けており、DJが即興で音や光を操るように、光、音、時間、空間、色彩をキャンバスの中で表現しています。本展で発表する新作では、この表現方法に加えて、オルフィスムと言う1920年代にパリで花開いた芸術運動の鮮やかな色彩や幾何学的な万華鏡の構図を融合させています。
川植隆一郎は、日常でふと出会う小さな気づきや違和感を、記号や記憶による視覚的な比喩群へと置き換え、キャンバスに描き出します。 それは、シュールレアリズム(超現実主義)の継承と更新であり、 普遍的な問いかけに対する現代の姿を映し取る試みともいえます。
末弘裕一は、感情の余白や記憶の微かな気配をたどり、キャンバス上に繊細に紡ぎ出しています。「深くて優しくて、透明な青」で描かれた作品は、透き通り、深海の底や朝焼け前の空を彷彿とさせます。絵画、言葉、物質、風景を通じて、「触れられそうで触れられないもの」を表現し、鑑賞者の小さな共鳴を生み出すことを目指しています。
雨宮ホザナ栄輝は、沈黙の中に人の心を表現するということを追求しています。言葉で伝えきれないものを人物を描くことで表し、人も人の心も単純な記号ではなく、現実的な痛みを伴う生々しいものだということを絵画を通して伝えています。それらの作品には、踏み躙られるべきではない優愛の心が、守られる世界になってほしいという願いが込められています。

本展のタイトル「Parallel City」は、日本にルーツを持ち同じスタジオで制作を重ねる彼らが、互いに刺激を受けながらも、それぞれ異なる芸術的アプローチを探究している姿を象徴しています。その多様な表現は、まるでひとつの都市の中にありながらも、独立して響き合う並行世界のようでもあります。国際的な環境の中で、日々芸術に向き合う6名のアーティストによる作品群を、ぜひ会場にてご覧ください。

スケジュール

2025年8月30日(土)〜2025年9月17日(水)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は18:00まで
休館日
月曜日
9月15日は休廊
入場料無料
展覧会URLhttps://store.tsite.jp/ginza/event/art/49326-1723520820.html
会場FOAM CONTEMPORARY
https://store.tsite.jp/ginza/event/foam-contemporary/?input_order=event&
住所〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅A3出口より徒歩2分、都営浅草線・東京メトロ日比谷線東銀座駅A1出口より徒歩3分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅9番出口より徒歩6分
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