公開日:2025年8月12日

韓国の国際アートフェア「キアフ・ソウル(Kiaf SEOUL)」が今年も開催。国内外176のギャラリーが秋のソウルに集う

会期は9月4日〜7日。日韓のアーティストを紹介する特別展も

「Kiaf SEOUL 2024」会場風景 Courtesy Kiaf Seoul

120を超える韓国のギャラリーが集結

9月4日〜7日に、韓国・ソウルのCOEXで国際アートフェア「キアフ・ソウル(Kiaf SEOUL、Korea International Art Fair SEOUL)」が開催される。

今回で24回目の開催を迎える「キアフ・ソウル」。今年は、20を超える国から176のギャラリーがソウルに集う。そのうちミラン、東京、バンコク、モスクワ、パリ、上海、ジュネーヴなどを拠点とする22のギャラリーが初参加となる。日本からはhide gallery、LWArtなどが初出展のギャラリーとして名を連ねる。

韓国国内からは122のギャラリーが参加。パク・ソボキム・ファンギといった著名な韓国の近代美術作家に加え、世界的に注目を集める新たな世代の韓国のアーティストにもスポットを当てる。

「Kiaf SEOUL 2024」会場風景 Courtesy Kiaf Seoul

Kukje Gallery(ソウル)は、アニッシュ・カプーア、ウーゴ・ロンディノーネ、ハ・ジョンヒョンらの作品を紹介。Gallery Shilla(テグ)は、ソウルを拠点とするアート&テクノロジーコレクティヴ「Kimchi and Chips」の個展を行う。また、313 ART PROJECT(ソウル)は、アントニー・ゴームリー李禹煥らの作品を展示。Sun Gallery(ソウル)は、イ・チュンジパト・ボシッチら、近代から現代までの作家の作品をキュレーションして紹介する。

メインの「Kiaf GALLERIES」には、ARTSIDE Gallery(ソウル)、BHAK(ソウル)、Gallery Hyundai(ソウル)、Gana Art(ソウル)、Hakgojae Gallery(ソウル)、Johyun Gallery(プサン)、Kukje Gallery、WOOSONGALLERY(テグ)といった国内のギャラリーに加え、333Gallery(バンコク)、Lazy Mike(リガ)、Galerie Marguo(パリ)、OPERA GALLERY(パリ)、Pigment Gallery(バルセロナ)、SARAHCROWN(ニューヨーク)、Sundaram Tagore Gallery(ニューヨーク)、Tang Contemporary Art(北京)、Whitestone Gallery(香港)、Yumiko Chiba Associates(東京)などのギャラリーが出展する。

新進アーティスト・ギャラリーにスポットを当てる「Kiaf PLUS」

新進アーティストやギャラリーのためのプラットフォームとして4回目の開催を迎える「Kiaf PLUS」では、韓国および世界の現代アートシーンで注目を集めるアーティストたちによる、素材の実験や異文化交流に焦点を当てる。

La Heen(ソウル)、THEO(ソウル)といった韓国のギャラリーに加え、The Bridge Gallery(パリ)、hide gallery(東京)など19のギャラリーがフェア本会場のホールで展開する。

「Kiaf SEOUL 2024」会場風景 Courtesy Kiaf Seoul

「収集」と「展示」の根源的な意味を問い直す、日韓6作家の特別展

「Kiaf SEOUL 2025」の一環で開催される特別展「Reverse Cabinet」は、日韓国交正常化60周年を記念し、韓国のアーティスト、ドン・ソンピル、ヨム・ジヘ、ジョン・グムヒョン、オ・カイと、日本のアーティスト、竹村京、髙橋銑の作品を紹介。

キュレーションは、ソウルのイルミン美術館のチーフキュレーターで、キュレーションプラットフォーム「WESS」の共同ディレクターでもあるユン・ジュリと、東京のオルタナティヴスペースThe 5th Floorのディレクター、岩田智哉がキュレーションが手がける。両者の専門性を生かし、「収集」という行為を現代美術における選択と表現の根源的なかたちととらえ直し、「収集」と「展示」にまつわるアートの言語の変遷を探る。

優れた新鋭アーティストを顕彰する「Kiaf HIGHLIGHTS Award」

さらに、優れた新鋭アーティストを顕彰・発信する取り組みとして2023年にスタートした「Kiaf HIGHLIGHTS」が今年も開催。

2025年のテーマは「Resonance(共鳴)」。フェアの開催に先駆けて出展ギャラリーが推薦した候補からショートリストに選出された10名のアーティストよる、最終的に3名の受賞者を決定し、9月3日の授賞式で表彰を行う。

「Kiaf SEOUL 2024」会場風景 Courtesy Kiaf Seoul

また同時期にソウルで開催される「フリーズ・ソウル(Frieze Seoul)」と、Korea Arts Management Service(KAMS)とのコラボレーションにより、様々なトークプログラムも行われる。

出展者のリストや各プログラムの詳細はオフィシャルサイトで確認を。

Art Beat News

Art Beat News

Art Beat Newsでは、アート・デザインにまつわる国内外の重要なニュースをお伝えしていきます。