左:「第74回学展 アート&デザインアワード」展示風景 右:小学部入賞 吉田知史 ロケットの街
70年を超える歴史を誇る公募展「第75回学展」が、今年も六本木・国立新美術館にて開催される。会期は8月7日〜8月17日。
幼児から小・中・高校生、そして美術大学生から社会人まで、幅広い層に門戸を開き、次世代の表現者たちに発表の機会を提供してきた学展。75回の節目を迎える今回は、全国から寄せられた多彩な応募作品の中から、厳格な審査を経て選出された受賞作品を展示。若きアーティストたちの真摯な眼差しと鋭い感性が光る作品群が一堂に会する。
審査員はヒロ杉山(アーティスト)、牧正大(MAKI Gallery代表)、佐々木香菜子(アーティスト)、福島夏子(Tokyo Art Beat編集長)、皆川伸一郎(ビーズインターナショナル会長)、沓名美和(現代美術史家)の6名。多様な視点を持つ専門家によって、厳正な審査が行われた。
最高賞であるGAKUTEN芸術大賞の受賞作品には、フランス・パリの歴史ある国際美術展「Salon des Beaux-Arts(サロン・デ・ボザール)」への出展が認められ、世界に向けてその才能を発信する貴重な機会が与えられる。
また、今回の学展では、「他者を想像する」という普遍かつ現代的なテーマを掲げ、審査員によるインタビュー映像を会場にて展示。アートが社会や感情とどのように関わりうるのか、作品と対話しながら観る者に深い問いを投げかける。未来のアートシーンを担う才能たちの息吹を、ぜひ会場で体感してみて欲しい。
なお、「第75回学展」では、俳優・髙橋一生と小中学生による共同映像制作プロジェクト《他者を想像する四日間》を実施した。完成したキャンバス作品は、「第75回学展」の会場にて展示される。